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ホットな話題コーナー

 

「職務明確化の方法(2)」

2021年04月01日

株式会社 みのり経営研究所
 代表取締役 秋山 健一郎

 

前回コラムで提案したZoomによる無料セミナーを3月16日に実施した。短時間のご案内にも関わらずご参加頂いた方にはお礼を申し上げたい。

 

ジョブ型雇用を進めるに当たってカギとなるのは「職務明確化」である。しかしその方法を知らずに「ジョブ型雇用」という言葉が独り歩きしている。「ジョブ型雇用」の良し悪しの議論の前に、職務とは何か、それをどう定義するのか、その出来上がりの姿はどのようなものか、等々を知って頂きたい。それを分かって頂けると、今行われている議論の多くの部分は不要となる。「職務」という言葉に対する心理的な抵抗感が多く、その抵抗感に基づく否定的な議論の展開が多いと感じる。そのためにまず「職務」に関する基礎的な知識を身に着けて頂きたい。

 

人事制度の根幹は職務にあるということは今まで折に触れ伝えてきた。職務を中心とする人事制度の概念図は弊社のホームページ「みのりコンセプト(1)」を参照して頂きたい。みのりでは「職務」という言葉は使わず『役割』という言葉を使っている。これは従来の職務調お湯査、職務分析という言葉に対する抵抗感を避けるためである。

 

みのりでは職務を目的・貢献責任・業務活動の三層に分け、職務記述書にはその根幹となる「貢献責任」を中心に記述することを推奨している。後述の無料セミナーでは職務明確化の結果としての「職務記述書」あるいは「ジョブ・ディスクリプション」(みのりでは『役割記述書』)の具体例も示している。参加者には「こんな簡単なことか」と驚かれる方もいらっしゃる。しかし多くの日本企業では社員を「能力」という視点でとらえ、「職務を明確化する」あるいは「職務を処遇のための基礎」とすることはしてこなかったのである。

 

どのような会社にも、会社としての使命・目的がありそれを達成するための全社戦略がある。その戦略を効果的・効率的に達成するために組織とその構成単位としての職務がある。組織を設計するということは、それぞれの職務の貢献責任を定義することとも言える。この作業を進めるためにはいくつかの方法とルールがある。全社戦略に基づいたそれぞれの職務の貢献責任の領域を特定するやり方、組織の中のそれぞれの職務の貢献責任の配分の仕方、それを表現するときのルールなど。無料セミナーではこの基本をお伝えしたいと考えている。

 

先日のセミナーのアンケート結果は概ね好評で、「職務明確化の方法」の基本的な理解も頂けた。まだ初回で反省点が多々あるものの、実務的なより良いセミナーに出来る確信が持てたため、このセミナーを継続的に実施し職務明確化の方法を広めて行きたいと考えている。前回3月16日の改善点を考慮し、下記要領で実施を検討している。ご興味おありの方は是非一度ご参加頂き、ご意見をお聞かせください。

 

無料オンラインセミナーの実施要領:

    1. テーマ:「職務明確化の方法」
  1. 2. 開催予定日:

第1回 4月27日(火)

第2回 5月25日(火)

第3回 6月29日(火)
(第1回から第3回まで、各回、同一内容)

    3. 時間:13:30~14:30(1時間)プラス希望者のみ、質疑15分程度
  1. 4. 参加人数:15人程度

ご興味がありましたら、こちらからお申し込みください。

 

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