御社では、どのようにして、最適な人材を選抜していますか?
みのりの360度候補者選抜システムは、上司、部下、同僚からの評価を基に、複数の候補者の中から、最適の人材を選別するとともに、各候補者の強み、弱みを可視化し、人材育成にも活用していただけるシステムです。
みのり360度候補者選抜システムの特徴
1. 貴社の理念やビジョン等に基づいてカスタム化された質問票:
候補者選抜のための質問は、貴社の企業理念、ビジョン、行動規範、ビジネス戦略、対象のポジションの所属部門の方針や戦略、そしてそのポジションの仕事内容に基づいて、貴社独自の質問グループ/質問文を作成します。
従って、まさに、貴社のそのポジションに最適な人材を選抜するための質問となります。
2.甘辛およびバラツキの調整機能の組み込み:
360度評価では、候補者1名に対して、評価者は複数となり、かつ候補者ごとに、評価者が異なることが通常です。ここで問題になるのが、評価者によって、甘辛度合いや、点数のバラツキ具合に差があることです。
例えば、1点~5点の間での評価で、「良い」と感じた場合に4点を中心につける評価者もいれば、3点を中心につける評価者もいます。この差は調整して、比較検討が可能なようになっていなくてはいけません。これを甘辛調整と呼びます。
また、3点を中心に1点~5点に万遍なく点数を散らばらせる評価者もいれば、3点を中心に2点~4点の間の点数をつける評価者もいます。これも調整をして比較可能なようにすることが必要です。これを、バラツキ調整と呼びます。
みのり360度候補者選抜システムの特徴の一つは、これらの、評価者による点数のつけ方の甘辛およびバラツキ度合の調整機能が組み込まれていることです。甘辛およびバラツキ度合が調整されているため、各候補者の得点自体を比較することが可能となっています。
3.階層別の重みづけが可能:
候補者1名に対して、上司/同僚/部下の三階層から評価者を選定します。典型的には、上司1名、同僚2名、部下3名という選抜が多くなります。この場合、階層別に重みづけをしないと、人数の多い階層の点数が大きく反映されることになり、上司の点数の比重が小さくなりすぎる問題がおこります。
この不公平をなくすため、各評価者からの得点に対して、階層ごとの重みづけをすることが可能となっています。重みづけをすることによって、各階層に同じ重みを持たせることも、あるいは貴社独自に設定した重みを持たせることも可能となります。
例えば、上記の典型例では、上司1/3、同僚2名で1/3、部下3名で1/3とし、上司/同僚/部下の重みづけを同じにできます。
4.2種類の評価結果シート:
評価結果は図表1および図表2の2枚のシートで示されます。
(1) 全候補者総合結果
あるポジションに対する全候補者の、①総合得点、②クラスター(質問グループ)別得点とそのレーダーチャートを1枚のシートでお示しします。これで、候補者全員の比較をすることができます。
図表1: ポジションXに対する全候補者総合結果のイメージ
(2) 候補者別結果
①総合得点、②クラスター別得点とそのレーダーチャート、③クラスター別質問別得点とそのレーダーチャートが、1候補者1枚のシートに表されます。これによって、各候補者の強いところや弱いところを見ることができます。
図表2: ポジションXに対する1候補者の結果シートイメージ
5.報告書の内容:
評価結果報告書の構成は、(1)全候補者の総合結果、(2)候補者別結果、(3)上司/同僚/部下からの得点状況、(4)みのりのレコメンデーションとなっています。
(1)全候補者の総合結果:図表1に基づいて、全候補者の比較結果をお示しします。
(2)候補者別結果:図表2に基づいて、総合得点とともに、クラスター(質問グループ)のバランスの状態、クラスター内の質問別得点比較、全質問におけるベスト3およびワースト3、そして、個別結果のまとめとして、その候補者の特徴、および改善点が示されます。
(3)上司/同僚/部下からの得点状況:どの候補者がどの階層から評価が高いのかが一目で分かるようになっています。
(4)みのりのレコメンデーション:最後に総まとめとして、みのりからのレコメンデーションをお付けしております。
御社の理念/戦略を実現するために必要な適材適所の人材登用に、みのりの360度候補者選抜システムをぜひ一度、お試しください。